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2022.08.26
HATCH家族会について
みなさん、こんにちは。
HATCHいわぬまの佐藤です。
先日自宅にいると、ドーンという音が聞こえたので外に出ると、夜空に花火が上がっていました。
数年ぶりの夏らしい音に本来の夏が戻ってきたようで嬉しくなりました。
油断は禁物ですが、体調管理や感染対策をしっかりして残り少ない夏やこれから始まる秋を楽しみたいと思います。
さて本日は、先日行われました家族会についてご報告させていただきたいと思います。
『家族会』は月1回開催していて、その月によって内容は異なります。
7月は『元当事者の声』というテーマで、不登校・ひきこもり経験のある方を講師としてお呼びし、当時の経験をお話いただきました。
大盛況に終わり、参加された方からは「ひきこもっている当時のお話を聞けて良かった」「本人がどういう気持ちでいるのか分からなかったが、少し分かった気がする」などのお声を頂きました。 また秋以降に開催する予定なので、日程が決まったらお知らせいたします。
そして、今月の家族会は『ひきこもりの理解と支援』というテーマで開催しました。
主に「ひきこもりの現状」「支援の方向性」についてお伝えさせて頂きました。
ひきこもり=状態で、「疾患や障害ではないこと」、「全国で現在100万人の方がひきこもり状態にあること。」「宮城県内にも推計2万人のかたがいること」などをお話しました。
また「ひきこもりには3つのタイプがあり、それぞれ異なったアプローチ方法があること」、「ひきこもりには段階があること」、そして「その段階に応じたアプローチ方法があること」などをお伝えさせて頂きました。
途中参加者のみなさんに、「今お子さんはどの段階ですか?」「おうちでどんな関りをしていますか」などなど質問をしながら、
一方的に話す講義形式ではなく、やり取りをしながら進めていきました。
参加者のみなさんからも、他のご家族に質問する場面や、「うちではこんな声掛けをしていました」など参考になるような経験談をしてくれる方もいました。
私が個人的にとても印象的だったのは、「季節や気候などの時期によって調子の良さが変わること」、「昼間は寝ていて夜活動している、昼夜逆転の生活をしていること」など、いくつかの共通点があったこと。
一概に「不登校」「ひきこもり」といっても、1人ひとり違う形があり、さまざまな状態があるのですが、似ているケースや共通点がたくさんあるのだと改めて痛感しました。
最後にみなさんから、
「気持ちを吐き出せてスッキリした」「なかなか相談できる人がいないから、今日話せて心が軽くなった」と感想をいただきました。
今回の家族会の中でも触れましたが、「ひきこもりの回復する過程で、まずは親御さんが元気でいること」「相談機関に繋がり、対応を学んでいくこと」が大切です。
その一助にHATCHの家族会がなれるようにしていきたいと思います。
さて来月は、仙台エステサロンを営まれている、飯田湯美さんを講師としてお呼びし、「メディカルアロマ講座」を開催致します。
「なぜひきこもり家族会でアロマ??」と思われるかもしれませんが、
先ほども言った通り、「お子さんと接するご家族がまずは元気であること」が何よりも大事です。
日頃の疲れや不安、ストレスなどを癒し、明るくいることは何よりもお子さんのためになると思います。ご都合良ければご参加ください。
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