Hatch いわぬま

NPO法人アスイク 岩沼市委託事業

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2022.04.07

イラスト講座 in 南部

みなさん、こんにちは。

HATCH(ハッチ)いわぬまの佐藤です。

桜の枝が赤くなり、本格的な春の到来ですね。

先日南部事務所の私以外のメンバーが花粉症だということが発覚しました笑。

花粉症の方にとっては辛い時期だと思いますが、私としては春はワクワクする季節なのでHATCHの子達とお出かけなどしていきたいと思います。

みなさんも楽しい春をお楽しみください。

さて本日は、先日行われました『イラスト講座in南部』の様子についてご報告いたします。

仙台地区でも人気のあるイラスト講座を、県南地区の学習支援を利用している子達を対象に南部事務所で開催しました。

そして今回HATCH利用者からも1名、ボランティアスタッフとしてお手伝いをしてもらいました。

絵を描くのがとっても上手な10代女子のTさん。

プログラム内容や試作づくりなどの準備段階から的確なアドバイスをしてくれて、頼もしく心強かったです。大人顔負けの意見を出してくれるので、私たちも彼女との打ち合わせの時間はとても楽しく、いつも以上にサクサクとプログラム内容が決まっていきました。

↓ミーティングの様子

当日、イラスト講座には、小学生から高校1年生までの子5名が参加してくれました。

はじめに、①名前、②好きなこと(趣味)、③好きなキャラクター、④今日の気分などを、絵で描き、自己紹介を一人ひとりにしてもらいました。

初対面の人が多くいたこともあり緊張している子もいましたが、

自己紹介シートの絵を見た周りの子から、「かわいいー」「うまーい」などの歓声があがり、

緊張していた子も徐々に緩んだ表情を見せてくれました。

イラストを描いている時も、全員黙々と真剣な表情で取り組んでいたのですが、

誰かが隣の子のイラストを見て、「凄―い!!!」「うまい」「それどうやって描いたの」など褒める声が聞こえると、周りから人が集まり、褒められた側も褒めた側も、イラストを見て笑顔になっていました。

やはり同じものが好き同士は、共通の話題も多く仲良くなるのがとても早いですね。

はじめ緊張していた子も徐々になれ隣の子と会話が弾み、最終的にはそれぞれの学校の話で盛り上がるという場面まで見られました笑。

そして今回のイラスト講座で驚いたことがあります。

タブレットやスマホでデジタルでイラストを描く子と、紙とペンなどアナログで描く子と半々の割合で参加してくれていましたが、

どちらの子もイラストの描き方も色の塗り方もあまりにもきれいだったことです。

あるiPadを使いこなしとても上手に描いていた小学生に、

「なんでこんなに上手なの」と尋ねると、

「生まれた時から家にiPadがあって、小さい頃からデジタルで絵を描いていた」と答えていて、

昭和生まれの私からすると、思いもよらない答えに更に驚きました笑!

そしてボランティアスタッフとして参加してくれたTさんは、

iPadで描くのが初めての参加者に、使い方を教えたりグッズの作り方を教えてくれたり、大変活躍してくれました。

教え方がともて丁寧で上手なので、子ども達からも好評でした☆

イラストを描きあがったのち、

ミニうちわ、シール、キーホルダーの3種類から選んでもらい、自身のイラストでグッズ作りをしてもらいました。

↓こちらの写真は描いたイラストをプラバンに除光液を使って転写しているところです。

↓こちらはミニうちわのテンプレートに描いてくれたものです。

そして完成した作品がこちらです!

どれもこれも完成度高く、欲しくなりますよね。

そして今回のイラスト講座は、大盛り上がりで終わることができました。

自身の作品が満足のいく出来になったこと、そして周りの人から褒められ認められたこと、そして何よりもイラストを通してのコミュニケーションができたことなどが要因と思われます。

またボランティアとして参加してくれたTさんも大活躍してくれました。終了後に彼女から「凄く楽しかった。またボランティアしてみたい」という声が上がりました。彼女にとってもいい経験になったことを知れて、私自身もとても嬉しく思いました。

今後の彼女の更なる成長も楽しみです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

ますます応援してもらえるように私たちも頑張っていきますので、今年度もどうぞよろしくお願いします。

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