この度「ひきこもりの子どもと家族のための暮らしとお金の学習会」をテーマに市民向け講演会をひらきました。

仙台市「親なきあと生活設計相談事業」を委託運営されているNPO法人「障がい者の暮らしとお金の相談室」から講師をお招きしました。

家族の中に、ひきこもりの状態にある方がいて、ご本人もその家族も経済的な課題や不安も抱えていことが多くあると思います。

人生には定年や家の修繕など、いろいろなライフイベントがおこってきますが、ご本人や家族が今後どのように生活していきたいのかを軸に、支援者がいっしょに生活設計を考えていくことで、ご家族やご本人が心豊かな人生を実現できるような関わりが大切です。

参加された方からも

「漠然としていたことが具体的になった」

「今まで考えていなかった課題だったので考えさせられた」

「親の人生も充実していくことが大事」

「ライフイベントに沿ってマネーライフプランを作成するとよいという話が印象に残った」

などの感想を頂きました。

実際、親御さん自身が高齢であることや、お子さん自身の将来を考えての不安を感じながらご参加くださった方や、そのような不安な気持ちを語られて帰られた方もいらっしゃいました。

「何から始めたらいいのか？」「いまできることは？」を見つけることは簡単なことではないと思いますが、まずは身近に相談できる人や支援機関を見つけて、お金や家計のことも含めどんなことでもタブー視しないで相談していくことが、変化の糸口になるかもしれません。

今回は主催した我々のほかに、市内の支援者の方もご参加くださいました。

私たち支援者も、まずは皆さんからの相談をお聞きしながら、私たちだけでは解決できない課題も、地域のいろいろな支援者の助けをいただきながら、チームで一緒に考えていけるようになれたらと願っております。

ご参加された皆様、また講師の福井様、齋藤様、ありがとうございました。

読んでいただいた方もありがとうございました🍀

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